日銀が追加緩和と伝わり後場、大手銀行株など一段高となり三菱UFJFGは2.9%高

■日経平均も一段高、国債の買い入れ上限の撤廃や社債、CPの購入増額を行うと伝えられる

 4月27日後場の東京株式市場では、日銀が追加緩和を決定と伝えられ、銀行株などが一段高となっている。三菱UFJフィナンシャル・グル―プ(三菱UFJFG)<8306>(東1)は13時にかけて2.9%高の426.2円(12.2円高)まで上げ、みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)<8411>(東1)は2.5%高の124.1円(3.0円高)、また三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)は1.5%高の2761.0円(41.5円高)。

 日銀は27日午前開催の金融政策決定会合で国債の買い入れ上限の撤廃や社債、CPの購入増額などの追加緩和を決定し、黒田総裁が15時過ぎから会見を行うと伝えられた。これを受け、日経平均も一段高となり、13時20分にかけて476円37銭高(1万9738円37銭)まで上げている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る