【株式市場】日経平均は後場に入り次第安、米株価指数先物の下げなど影響

株式

◆日経平均は1万9914円78銭(352円27銭安)、TOPIXは1466.55ポイント(28.14ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億2977万株

 5月14日(木)後場の東京株式市場は、日経平均が前引けより40円ほど高い前日比104円安で始まったが、ほどなく次第安となり、時間とともに下げ幅を広げた。米株価指数先物が下げ幅を拡大とされ、台湾への兵器供与を巡る中国とフランスの応酬を気にする様子も。日経平均は終値で5月7日以来の2万円割れとなった。

 後場は、正午に決算を発表したヨコオ<6800>(東1)が一段高となり、14時に発表した森永乳業<2264>(東1)も直後から急伸。朝発表したエリアクエスト<8912>(東2)は一段と強含み、ブティックス<9272>(東マ)は今期も2ケタ増益予想の決算と自社株買いが好感され大引けまで気配値のままストップ高。日本ラッド<4736>(JQS)は大幅増益や診察券を通すだけといった病院自動化ソリューションが注目されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は13億2977万株(前引けは5億7278万株)、売買代金は2兆1578億円(同9453億円)。1部上場2171銘柄のうち、値上がり銘柄数は190(同536)銘柄、値下がり銘柄数は1952(同1555)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は医薬品1業種のみ(前引けは4業種が値上がり)となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る