【株式市場】中国での生産正常化など期待され日経平均は後場再び上げ4日ぶりに反発

株式

◆日経平均は2万37円47銭(122円69銭高)、TOPIXは1453.77ポイント(7.22ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億9329万株

 5月15日(金)後場の東京株式市場は、正午過ぎに中国の鉱工業生産が予想を上回る伸びと伝えられ、前場重かったトヨタ自動車<7203>(東1)日本製鉄<5401>(東1)が値を戻して始まり、日経平均もおっ気にプラス転換し31円高で始まった。中国での生産正常化などが期待され、日経平均はジリ高基調になり、4日ぶりに反発した。

 後場は、12時半に四半期業績を発表したヨコレイ<2874>(東1)が一段高となり、13時過ぎに決算を発表したカンロ<2216>(東2)、14時に発表した日本基礎技術<1914>(東1)ジーエルサイエンス<7705>(東2)も直後から急伸。フーバーブレイン<3927>(東マ)は公的機関や企業、マスコミの偽サイトが1000以上あると伝えられ対策需要が期待されジリ高。ユビキタスAIコーポ<3858>(JQS)は業績予想の増額などが材料視されストップ高。

 東証1部の出来高概算は12億9329万株(前引けは6億1255万株)、売買代金は2兆1444億円(同9873億円)。1部上場2171銘柄のうち、値上がり銘柄数は1411(同712)銘柄、値下がり銘柄数は704(同1379)銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種(前引けは11業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、サービス、倉庫・運輸、海運、機械、非鉄金属、金属製品、鉄鋼、繊維製品、化学、輸送用機器、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る