【株式市場】好決算銘柄など強く円高もやわらぎ日経平均など続伸

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万9764円72銭(139円88銭高)、TOPIXは1604.21ポイント(1.94ポイント高)、出来高概算(東証1部)は27億9159万株

チャート5 13日後場の東京株式市場は、前日比では円高気味だった為替が1ドル119円80銭台、90銭台と次第に軟調になり、13時に決算を発表した清水建設<1803>(東1)などが一段高となったため株価指数の先物が上値を追い、日経平均は大引け間際に167円04銭高(1万9791円88銭)まで上げた。東証マザーズ指数は安い。

 東芝<6502>(東1)が堅調で、上場投信を除くと売買代金トップとなり、不適切会計などによる一昨日のストップ安から出直った。昨日決算を発表した住友金属鉱山<5713>(東1)が強く、任天堂<7974>(東1)は引き続きDeNA(2432)との提携事業や前週一部で伝えられた米テーマパーク大手との提携観測などが材料視されて高値を更新。ITBook<3742>(東マ)フルキャストホールディングス<4848>(東1)との提携が材料視されて高値を更新。カルナバイオサイエンス<4572>(JQS)は米国で特許取得と発表したことなどが好感されて2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は27億9159万株(前引けは14億6774万株)、売買代金は2兆9213億円(同1兆4038億円)。1部上場1882銘柄のうち、値上がり銘柄数は869(同815)銘柄、値下がり銘柄数は880(922)銘柄。

 また、東証33業種別指数は18業種(前引けは14業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、非鉄金属、その他製品、金属製品、鉱業、鉄鋼、石油・石炭、機械、電気機器、小売り、などとなった。

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