寿スピリッツの20年3月期連結業績は第4四半期にコロナウイルスの影響を受けるが最高益更新で着地

■2月、3月に新型コロナウイルスの影響で大幅減収

 寿スピリッツ<2222>(東1)の20年3月期連結業績は、第4四半期にコロナウイルスの影響を受けるが最高益更新で着地した。

 第4四半期の月別売上高は、1月が前年同月比15.4%増、2月が同5.7%減、3月が同44.8%減と2月、3月に新型コロナウイルスの影響で大幅な減収となった。しかし、第1四半期から第3四半期までは好調に推移していたことで、20年3月期は最高益更新となった。

 19日引け後発表された20年3月期連結業績は、売上高451億80百万円(前年同期比10.8%増)、営業利益64億54百万円(同8.0%増)、経常利益64億75百万円(同7.7%増)、純利益41億円(同3.2%増)と増収増益であった。

 しかし、今期予想については、足元の状況が悪化していて、4月の売上高は、前年同月比で大幅な落ち込みとなり、5月前半も緊急事態宣言の延長を受け、4月と同様の状況となっている。

 そのため、現時点では、今期業績予想を未定としている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■地域と共に築いた「鮪解体ショー」で世界一の舞台へ  銚子丸<3075>(東証スタンダード)は、同…
  2. ■速乾・吸水機能を備えたブラ&ショーツ、11月7日から応援購入受付  グンゼ<3002>(東証プラ…
  3. 日産自動車 日産 NISSAN
    ■経営再建計画の一環として保有資産を最適化、20年間の賃貸借契約で本社機能維持  日産自動車<72…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  4. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  5. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  6. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る