【株式市場】営業正常化・経済回復への期待が強まり日経平均は前引けにかけて455円高と大幅続伸

株式

◆日経平均は2万1197円04銭(455円39銭高)、TOPIXは1525.79ポイント(23.59ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億6933万株

 5月26日(火)前場の東京株式市場は、東京都や北海道でも緊急事態宣言が解除されたことを受け、営業正常化・経済回復への期待が強まり、日本航空<9201>(東1)JR東海<9022>(東1)などをはじめ、オリエンタルランド<4661>(東1)からペッパーフードS<3053>(東1)まで活況高。「こんなに素直に来るとは思わなかった」(市場関係者)の声も。日経平均は186円高で始まった後ジリ高基調を続け、前引けにかけて455円39銭高(2万1197円04銭)まで上げて3月以降の回復相場で高値を更新した。

イトーキ<7972>(東1)が好決算とオフィス空間の空気清浄間仕切りなどを材料に活況高。東芝<6502>(東2)は投資ファンドの買い増しが言われて高い。アンジェス<4563>(東マ)は新型コロナワクチンの臨床入り早まるとの発表を受け活況高。鴨川グランドホテル<9695>(JQS)伊豆シャボテンリゾート<6819>(JQS)は移動制限の段階的緩和などを受け活況高。

 東証1部の出来高概算は6億6933万株、売買代金は1兆1102億円。1部上場2170銘柄のうち、値上がり銘柄数は1562銘柄、値下がり銘柄数は522銘柄。

 また、東証33業種別指数は電力・ガスを除く32業種が値上がりし、空運、不動産、陸運、繊維製品、輸送用機器、海運、その他金融、石油・石炭、などが高い。(HC)

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