【株式市場】日経平均は後場一段と上げ3月4日以来の2万1000円台に進む

株式

◆日経平均は2万1271円17銭(529円52銭高)、TOPIXは1534.73ポイント(35.53ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億7246万株

 5月26日(火)後場の東京株式市場は、飲食店などの営業再開期待に加え、27日に予定される第2次補正予算への期待もあり、日経平均は463円高で始まり、さらにジリ高傾向を続けた。日本製鉄<5401>(東1)三井不動産<8801>(東1)が一段高。トヨタ自動車<7203>(東1)サッポロHD<2501>(東1)などはジリ高基調を継続。前場牽引役となった空運株は一服となったが、JR東日本<9020>(東1)などは一段高。日経平均は14時にかけて586円69銭高(2万1328円34銭)まで上げ大幅続伸。大引けでの2万1000円台は3月4日以来となった。

 後場は、資生堂<4911>(東1)も一段ジリ高となり、イトーキ<7972>(東1)は中盤から一段ジリ高。マーケットエンタープライズ<3135>(東マ)もジリ高。エコミック<3802>(JQS)はテレワーク定着なら追い風と一段高となり一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は14億7246万株(前引けは6億6933万株)、売買代金は2兆5326億円(同1兆1102億円)。1部上場2170銘柄のうち、値上がり銘柄数は1734(同1562)銘柄、値下がり銘柄数は384(同522)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がり(前引けは電力・ガスを除く32業種が値上がり)し、値上がり率上位は、空運、海運、輸送用機器、不動産、陸運、鉄構、繊維製品、ガラス・土石、化学、その他金融、金属製品、建設、などとなった。(HC)

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