【株式市場】日経平均は後場一時339円高まで上げ2日連続大幅高

株式

◆日経平均は2万2325円61銭(263円22銭高)、TOPIXは1587.68ポイント(19.93ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億3573万株

 6月2日(火)後場の東京株式市場は、対ドル、対ユーロでの円安などを受け、キヤノン<7751>(東1)東京エレクトロン<8025>(東1)がジリ高基調で始まり、アジアの金融センターとして東京の復活期待などから三菱地所<8802>(東1)などの不動産株が高い。日経平均も197円高で始まったあとジリ高となり、14時50分にかけて339円40銭高(2万2401円79銭)まで上げ、大引けも大幅高で2日続伸。3月以降の回復相場の高値を連日更新した。

 日経JASDAQ平均は13日連続高。東証マザーズ指数は2018年11月以来の高値となった。

 後場は、システムソフト<7527>(東1)が一段高となりストップ高に達し、子会社のシェアリングキー事業開始などが好感され、サインポスト<3996>(東1)は東京・山手線の新駅「高輪ゲートウェイ」の店舗などに展開する無人AI決済システムが注目され大引けにかけてストップ高。フルスピード<2159>(東2)は子会社の提携などが材料視され大引けまでストップ高買い気配。リグア<7090>(東マ)は業務提携が注目され上場来の高値。ストリームメディアコーポ<4772>(JQS)は合併後への期待が強く2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は13億3573万株(前引けは6億3661万株)、売買代金は2兆4090億円(同1兆1172億円)。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は1716(前引けは1570)銘柄、値下がり銘柄数は391(同508)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位は、証券・商品先物、不動産、その他金融、機械、非鉄金属、などとなった。(HC)

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