日本航空とANAホールディングスが高い、中国旅客機の米国乗り入れ禁止を受け利用客が増える期待

■中国では中国国際航空などの株価が安いと伝えられる

日本航空<9201>(東1)ANAホールディングス<9202>(東1)が6月5日、再び出直りを強め、9時30分を過ぎて日本航空は7%高の2315.0円(149円高)、ANAホールディングスは5%高の2743.0円(142.5円高)まで上げて再び出直りを強めている。

 「トランプ米政権は3日、中国航空会社の旅客機による米国乗り入れを停止するとの命令を告知した」(ブルームバーグニュース6月4日、6時44分更新)などと伝えられ、日本航空やANAの便に利用客が流れる期待が言われている。

 報道によると、「乗り入れ停止は6月16日に発効するが、トランプ大統領がそれより前に実行させる可能性もあると、米運輸省は声明で説明した」(同)という。

 こうした措置を受け、4日の中国株式市場では、中国国際航空、中国南方航空などの株価が下落したと伝えられた。(HC)

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