【株式市場】米株高など受け日経平均は小高いがTOPIXは安い

株式

◆日経平均は2万2486円01銭(47円36銭高)、TOPIXは1552.61ポイント(4.62ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億2850万株

 7月9日(木)前場の東京株式市場は、米株高などを受け、ソニー<6758>(東1)が堅調に始まった後ジリ高となり、東京エレクトロン<8035>(東1)は取引開始後を除き堅調に推移。日経平均は小高く始まり、10時前に107円30銭鷹(2万2545円95銭)まで上げた。その後は不動産株などが軟調の度を強め、日経平均の前引けは小高い程度だった。ソフトバンクG<9984>(東1)がなければ安かったとの見方。TOPIXは安い。

ファミリーマート<8028>(東1)が買い気配のままストップ高となり伊藤忠商事<8001>(東1)による株式買い増し完全子会社化を材料視。ウイルコHD<7831>(東2)はオゾン発生装置を手掛けるとされ新型コロナウイルスの空気感染の可能性が連想買い材料の様子。イルグルム<3690>(東マ)は6月の月次動向が材料視されて高い。アマガサ<3070>(JQS)はインドネシア企業グループとの提携が好感され一時2日連続ストップ高。商品先物株は金相場高を受けて活況高。

 東証1部の出来高概算は5億2850万株、売買代金は1兆181億円。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は599銘柄、値下がり銘柄数は1468銘柄。

 また、東証33業種別指数は6業種が値上がりし、情報・通信、証券・商品先物、小売り、その他金融、精密機器、電気機器、が高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る