JTOWERは上値試す、通信インフラシェアリングの導入物件数が拡大

株式市場 銘柄

 JTOWER<4485>(東マ)は通信インフラシェアリング事業を主力としている。21年3月期は導入物件数が拡大して大幅増収増益予想である。新型コロナウイルスに伴う工事中断で、一部物件においてサービス開始遅れが発生することを織り込んでいる。収益拡大を期待したい。株価は高値更新の展開だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。

■通信インフラシェアリング事業が主力

 19年12月東証マザーズに新規上場した。携帯キャリア各社の携帯基地局関連インフラ(装置、アンテナ、工事、構築物、電源、ファイバーなど)設備投資を一本化して、各社へシェアリングする通信インフラシェアリング事業(IBS事業)を主力としている。20年3月期末時点の国内累計導入物件数は256件(導入済み161件、新規導入予定の確定物件95件)である。

 また関連するソリューション事業、新規事業として屋外の鉄塔などの携帯インフラのシェアリングを行うタワー事業も展開している。

 なお7月2日には三菱UFJリースとの資本業務提携を発表した。5Gの通信インフラシェアリング分野での協業を推進する。

■21年3月期大幅増収増益予想

 21年3月期連結業績予想は、売上高が20年3月期比32.1%増の33億81百万円、EBITDAが52.9%増の11億28百万円、営業利益が2.2倍の1億50百万円、経常利益が1億07百万円(20年3月期は5百万円)、純利益が62百万円(同13百万円の赤字)としている。

 導入物件数が拡大して大幅増収増益予想である。新型コロナウイルスに伴う工事中断で、一部物件においてサービス開始遅れ(最大6ヶ月程度)が発生することを織り込んでいる。収益拡大を期待したい。

■株価は上値試す

 株価は高値更新の展開だ。目先的にはやや過熱感だが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。7月10日の終値は6010円、時価総額は約1234億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  2. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  3. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  4. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  5. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  6. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る