省電舎HDは業績改善、企業価値向上に向けた取り組みが注目され高い

■上場廃止猶予入りだが過去多くの場合は時価総額拡大策

省電舎ホールディングス(省電舎HD)<1711>(東2)は7月13日、再び上値を指向し、10時過ぎには9%高の407円(33円高)前後で推移して7月9日につけた戻り高値423円に迫っている。

 10日の取引終了後、2020年3月31日時点の同社株式の流通時価総額が5億円未満となり、「流通株式時価総額に係る猶予期間」に入ったと発表した。これは、額面通りに受け止めれば上場廃止の危機に陥ったことになるが、過去、こうした銘柄の多くは時価総額の回復・拡大を目指す対策を講じ、株価上昇につながるケースが多いとの指摘がある。

 省電舎HDの10日発表リリースにも、業績改善、企業価値向上に向けた取り組みの一端が示されている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  2. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  3. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  4. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  5. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  6. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る