【株式市場】日経平均は反落だが後場寄り後の246円安を下値に持ち直す

株式

◆日経平均は2万2587円01銭(197円73銭安)、TOPIXは1565.15ポイント(7.87ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億9642万株

 7月14日(火)後場の東京株式市場は、日経平均が204円安で始まり、ほどなく新型コロナ感染拡大への懸念などが言われて前場の安値を割り245円96銭安(2万2538円78銭)まで下押した。中で、キヤノン<7751>(東1)はジリ高傾向を継続し、三菱地所<8802>(東1)などの不動産株は前場上げたまま堅調に推移。日経平均も下げ幅を縮めながらもみ合った。大引けは前日比で反落した。

 後場は、昼前に四半期決算を発表した極東証券<8706>(東1)水戸証券<8622>(東1)が上げ基調を強め、極東証券は大引けにかけて一時ストップ高。昭和電線HD<5805>(東1)は送電線の復興需要と銅市況高が言われて一段ジリ高。ビープラッツ<4381>(東マ)は午後IoTサブスクリプション・マーケットプレイス出の新サービスを発表してから急伸。アクサスHD<3536>(JQS)は後場8期通期の業績予想の増額修正を発表してから急伸。

 東証1部の出来高概算は10億9642万株(前引けは5億2419万株)、売買代金は1兆9778億円(同9551億円)。1部上場2171銘柄のうち、値上がり銘柄数は814(前引けは693)銘柄、値下がり銘柄数は1263(同1377)銘柄。

 また、東証33業種別指数は7業種(前引けは8業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、不動産、保険、証券・商品先物、銀行、非鉄金属、などとなった。(HC)

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