TKPが後場一段高、エスクリの株式取得・業務提携が注目される

■ブライダル会場を法人向け宴会場として有効活用

 ティーケーピー(TKP)<3479>(東マ)は7月15日の後場、13時前に13%高の2630円(296円高)まで上げて一段高となり、その後も2500円台で活況高となっている。

 午前11時、ブライダル事業を手掛けるエスクリ<2196>(東1)との資本業務提携とエスクリの株式取得を発表し、事業の間口が広がることなどに注目が集まった。15日に第1四半期決算を発表し、これを受けて前場も活況高だったが、一段高となった。エスクリは後場一時13%高の423円(48円高)まで急伸した。

 発表によると、両社は、これまでもそれぞれが保有する施設の稼働率向上やオペレーションの効率化などについて協議してきた。今後、TKPはブライダル会場を法人向け宴会場として有効に活用することを積極的に検討していく。TKPはエスクリの持株比率14.52%となる170万株を1株につき334.4円、総額5億6848万円で取得する。(HC)

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