【株式市場】後場出来高が伸びず日経平均は軟調に推移し2日続落

株式

◆日経平均は2万2696円42銭(73円94銭安)、TOPIXは1573.85ポイント(5.21ポイント安)、出来高概算(東証1部)は後場低調で9億9971万株

 7月17日(金)後場の東京株式市場は、昼のニュースで東京都の17日の新型コロナ新規感染者数が最高レベルの見込みと伝えられたためか、日経平均は一転、小安くなり59円安で始まった。前引けにかけて持ち直したJR東海<9022>(東1)が再び下げ、トヨタ自動車<7203>(東1)は高いがダレ模様。日経平均は14時半頃に126円84銭安(2万2643円52銭)まで下げ、大引けも軟調で2日続落となった。

 17日の都内の東京都の新型コロナウイルス感染者数は293人で過去最多と伝えられた。

 後場は、「未定」だった業績予想を発表したナルミヤ・インターナショナル<9275>(東1)が一段と上げて活況高。エイトレッド<3969>(東1)はテレワーク関連需要拡大来たが強まり一段高。グリムス<3150>(東2)は8月末の株式分割が材料視されて一段高。アライドアーキテクツ<6081>(東マ)はラオックスとの提携が好感され一段高。ウッドフレンズ<8886>(JQS)は大幅増益などが好感され2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は後場低調で9億9971万株(前引けは5億230万株)、売買代金は1兆8023億円(同8991億円)。1部上場2171銘柄のうち、値上がり銘柄数は827(前引けは896)銘柄、値下がり銘柄数は1272(同1180)銘柄。

 また、東証33業種別指数は7業種(前引けは12業種)が値上がりし、値上がり率上位は、電力・ガス、医薬品、石油・石炭、その他金融、情報・通信、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る