【株式市場】経済活動制限の観測あり日経平均は中盤から軟化してさえない

株式

◆日経平均は2万2616円23銭(80円19銭安)、TOPIXは1568.85ポイント(5.00ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億5771万株

 7月20日(月)前場の東京株式市場は、日経平均が取引開始直後に92円11銭高(2万2788円53銭)まで上げたが、その後は一進一退に転じ、10時過ぎからは急速に値を消した。政府が大人数の集まりの制限を検討していることなどが言われ、11時前には116円23銭安(2万2580円19銭)まで軟化。前引けも冴えなかった。

 中で、富士通<6702>(東1)はテレワーク全面導入で先行していることなどが言われて高値を更新し、テラスカイ<3915>(東1)は大幅増益基調などが材料視され連日急伸。英和<9857>(東2)は工場のIoT化ソリューションなどが言われて活況高。
sMedio<3913>(東マ)は「DX」(デジタルトランスフォーメーション)加速の関連株とされて一時ストップ高。ライフネット生命<7157>(東マ)は海外での株式売出し成功とされ一段高。クラスターテクノロジー<4240>(JQS)は「ミニ臓器」に関する日本掲載新聞の報道が材料とされてストップ高。

 東証1部の出来高概算は少な目で4億5771万株、売買代金は少なく8356億円。1部上場2171銘柄のうち、値上がり銘柄数は594銘柄、値下がり銘柄数は1481銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種の値上がりにとどまり、機械、電気機器、証券・商品先物、医薬品、ガラス・土石、などがが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る