サカイ引越センターは9日ぶり反発、第1四半期決算みて見直し機運

■各利益とも2割前後の減少にとどまり、新型コロナの影響「最小限に」

 サカイ引越センター<9039>(東1)は7月31日、9時50分にかけて4700円(200円高)まで上げ、30日までの8日続落模様(前日比変わらずを一日はさむ)から大きく反発している。30日の取引終了後、第1四半期連結決算(2020年4~6月)を発表。各利益とも2割前後の減少にとどまり、8日続落だったこともあり見直し機運が広がっている。

 第1四半期の連結売上高は前年同期比6.2%減の257.66億円となった。引越単価は同8.2%減だったが、作業件数が20万7377件(同2.1%増)となり、「新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けながらも、売上高の減少幅は最小限に抑えることができた」(決算短信)。経常利益は同19.8%減の43.28億円だった。3月通期の業績見通しは未定で、開示が可能になった段階で速やかに公表するとした。(HC)

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