セブン&アイHDは安い、朝、米コンビニ・燃料事業の買収を発表し注目集中

■米国セブン-イレブンがマラソン・ペトロリアム社の事業を買収

 セブン&アイ・ホールディングス(セブン&アイHD)<3382>(東1)は8月3日、買い気配のあと3000.0円(206.0円安)で始まり、前週末から一段安となった。同日朝7時過ぎ、米国の連結子会社7-Eleven,Inc.(セブン-イレブン、テキサス州)が米マラソン・ペトロリアム社(Marathon Petroleum Corporation)の「Speedway(スピードウェイ)」ブランドのコンビニエンスストア事業と燃料小売事業を買収すると発表。株価は「売り」優勢となった。

 発表によると、取得価額は21,000百万米ドル(2兆2176億円)。マラソン・ペトロリアム社は、主に「Speedway」ブランドにて、米国において約3900店(2019年12月末時点)の高品質かつ比較的規模の大きいコンビニエンスストア兼ガソリンスタンドを運営しており、7-Eleven,Inc.の店舗とも地域的補完性が非常に高いという。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る