サックスバーHDは四半期決算発表後の下げを完全に取り戻す

■一時は全店舗の95%で休業したが徐々に回復の可能性

サックスバー ホールディングス(サックスバーHD)<9990>(東1)は8月12日、取引開始後に13%高の591円(66円高)まで上げて続伸一段高となり、7月30日に第1四半期決算を発表した後の下げを完全に取り戻した。新型コロナ流行の影響は大きいが、休業要請が出なければ徐々に回復できる可能性が言われている。

 第1四半期は、新型コロナ流行にともなう外出自粛や休業などの影響を受け、一時は全店舗の約95%が休業した。連結売上高は前年同期比57.9%減となり、各利益とも赤字になった。未定としていた3月通期の連結業績予想を発表し、売上高は前期比14.8%減にとどまる見込みとしたが、営業利益は同55.8%減、親会社株主に帰属する当期純利益は同75.4%減の見込み。株価は発表直前の516円(7月30日終値)から翌日には473円まで9%下げたが、以後は持ち直しに転じている。(HC)

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