ジーニーは21年3月期1Q赤字縮小、通期は増収・黒字予想

(決算速報)
 ジーニー<6562>(東マ)は8月12日の取引時間終了後に21年3月期第1四半期連結業績を発表した。新型コロナウイルス影響で広告需要が減少して減収・赤字だったが、収益性が改善して赤字縮小した。未定としていた通期予想を開示し、増収・黒字予想とした。第2四半期からの営業黒字化を目指すとしている。収益改善を期待したい。株価は下値固め完了し、通期黒字予想を好感する動きとなりそうだ。

■21年3月期1Qは減収だが赤字縮小、通期増収・黒字予想

 21年3月期第1四半期連結業績は、売上高が前年同期比9.7%減の30億63百万円、営業利益が1億32百万円の赤字(前年同期は1億62百万円の赤字)、経常利益が1億28百万円の赤字(同1億69百万円の赤字)、純利益が1億02百万円の赤字(同1億51百万円の赤字)だった。

 新型コロナウイルス影響で広告需要が減少して減収・赤字だったが、不採算の取り組み停止などで収益性が改善して赤字縮小した。

 未定としていた通期予想を開示した。売上高が20年3月期比8.6%増の155億80百万円で、営業利益が1億86百万円の黒字(20年3月期は91百万円の赤字)、経常利益が1億74百万円の黒字(同1億41百万円の赤字)、純利益が1億34百万円の黒字(同1億78百万円の赤字)とした。

 第2四半期からの営業黒字化を目指し、通期増収・黒字予想とした。新型コロナウイルス影響が一定程度残るが、8月12日時点程度の経済活動が継続すると想定し、下期が広告業界の需要期となるため下期偏重の計画とした。収益改善を期待したい。

■株価は下値固め完了

 株価は下値固め完了感を強めている。通期黒字予想を好感する動きとなりそうだ。8月12日の終値は620円、時価総額は約111億円である。

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