【株式市場】日経平均は後場も400円高を保ち新型コロナ急落前の水準を回復

株式

◆日経平均は2万3249円61銭(405円65銭高)、TOPIXは1624.15ポイント(18.62ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億1149万株

 8月13日(木)後場の東京株式市場は、ニコン<7731>(東1)が米国の半導体株高を受けて一段ジリ高となり、13時に業績予想の増額など発表した三井化学<4183>(東1)は急伸。日経平均は13時半にかけて一段ジリ高の472円73銭高(2万3316円69銭)まで上げ、大引けも今年2月以来の高値。新型コロナ流行による3月急落の前の水準まで戻し、下げをほぼ奪回した。

 後場は、日本新薬<4516>(東1)がジリ高傾向を継続し、筋ジストロフィー薬の米国での承認を好感。フジックス<3600>(東2)ロコガイド<4497>(東マ)fonfun<2323>(JQS)は今日13日に四半期決算を発表とあって一段と強調。

 東証1部の出来高概算は14億1149万株(前引けは7億412万株)、売買代金は2兆5583億円(同1兆2314億円)。1部上場2173銘柄のうち、値上がり銘柄数は1468(前引けは1280)銘柄、値下がり銘柄数は785(同788)銘柄。

 また、東証33業種別指数は27業種(前引けも27業種)が値上がりし、値上がり率上位は、精密機器、電気機器、医薬品、サービス、その他製品、情報・通信、硝子・土石、金属製品、機械、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  2. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  3. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  4. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  5. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  6. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る