【株式市場】日経平均は後場ほとんど動きなく「紙一重」の差で反落するが材料株など高い

株式

◆日経平均は2万3138円07銭(1円69銭安)、TOPIXは1615.81ポイント(2.37ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億2769万株

 9月1日(火)後場の東京株式市場は、日経平均が57銭安で始まったまま大引けまで前日水準を出没しながら小動きに終始した。安川電機<6506>(東1)村田製作所<6981>(東1)任天堂<7974>(東1)など世界に通用する銘柄は一段ジリ高となったが、安川電を除くと日経225採用でないため歯がゆさも。日経平均の大引けは「紙一重」の差で反落となった。

 後場は、PRTIMES<3922>(東1)が立会外分売による需給変動を直近の下げで織り込んだとされて次第高の回復相場となり、KeePer技研<6036>(東1)は8月の月次動向が好感されて一段高。アクロディア<3823>(東2)はPCR検査に関する提携が注目されてジリ高。カーディナル<7855>(JQG)は「マイナポイント」開始が材料視されストップ高、同じくITbook<1447>(東マ)は一段高の場面。出前館<2484>(JQS)は博多ラーメン「一風堂」の出前やってますとの1日発表が材料とされ一段高。

 東証1部の出来高概算は10億2769万株(前引けは5億1721万株)、売買代金は1兆8613億円(同9158億円)。1部上場2171銘柄のうち、値上がり銘柄数は915(前引けは831)銘柄、値下がり銘柄数は1162(同1228)銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種が(前引けも8業種)が値上がりし、値上がり率上位は、その他製品、精密機器、卸売り、サービス、電力・ガス、非鉄金属、などとなった。(HC)

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