【株式市場】日経平均は反落だが後場持ち直し前場の安値から150円強回復

株式

◆日経平均は2万3032円54銭(241円59銭安)、TOPIXは1605.40ポイント(15.49ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億6045万株

 9月9日(水)後場の東京株式市場は、JR東海<9022>(東1)などのJR株が値を戻して始まり、前場上げた日本郵船<9101>(東1)などの海運株は一段と強含んで始まりジリ高。米夜間取引でダウ先物が高いとされ、日経平均も回復基調となり、13時半頃には前場の高値を上回った。大引けは前日比で反落だが、本日の安値からは150円強回復した。

 後場は、任天堂<7974>(東1)が13時過ぎから一気に戻してプラス圏に浮上し、「ニンテンドースイッチ」増産観測報道を材料視。エイベックス<7860>(東1)は巣ごもり消費効果が言われて一段とジリ高。ストリーム<3071>(東2)は四半期決算の大幅増益が好感され大引けまで買い気配のままストップ高。クックビズ<6558>(東マ)は「GoToイート」が追い風とされて再び出直り。アルファクス・フードS<3814>(JQS)はAI自律歩行配膳ロボットが注目されて一段高。

 東証1部の出来高概算は13億6045万株(前引けは6億2097万株)、売買代金は2兆4180億円(同1兆765億円)。1部上場2172銘柄のうち、値上がり銘柄数は588(前引けは248)銘柄、値下がり銘柄数は1497(同1854)銘柄。

 また、東証33業種別指数は4業種が値上がり(前引けは海運1業種のみ値上がり)し、値上がり業種は、海運、その他製品、鉄鋼、ガラス/土石、となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る