ミロク情報サービスはサイトビジット社と業務提携し電子契約・契約管理サービス『NINJA SIGN』を提供開始

新製品&新技術NOW

 財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売するミロク情報サービス<9928>(東1)は、は、オンライン学習サービスやワンストップ契約サービスの提供等を行う株式会社サイトビジットと業務提携し、電子契約・契約管理サービス『NINJA SIGN(ニンジャサイン)』の提供を開始する。『NINJA SIGN』は契約書の作成、締結、また保管・管理までのすべてをオンラインで完結するワンストップサービスで、ワークフローを可視化できるのが特長。同サービスの提供で業務効率化と働き方改革を支援する。

 昨今、新型コロナウイルス感染症の拡大や働き方改革の推進により、企業におけるテレワーク・在宅勤務の導入が急速に進んでいる。しかしながら、経理や総務部門においては、請求書・契約書の作成や押印手続き、送付など「紙」をベースとした業務対応のために、出社を余儀なくされるケースが見受けられる。2020年10月に電子帳簿保存法が改正され、請求書や契約書などの国税関係帳簿書類を電子データで保存する要件規制が緩和されるなど、電子化推進に向け国の法整備が進む一方、複雑な法規制や電子契約に対するリテラシー、システム導入コスト等への不安が原因で、多くの企業が電子化に向けたサービスの導入を躊躇しているのが現状。

 こうした中、MJSは、財務・会計システムにおいて「電子帳簿ソフト法的要件認証」を取得し、会計事務所ならびに中堅・中小企業における法定帳簿の電子化の支援のほか、時間や場所を問わない働き方を支援する各種クラウドサービス等の提供を行っている。一方、サイトビジットは、契約書作成依頼、作成、レビュー、締結、保管までの契約業務フローをオンライン上で行えるワンストップ電子契約サービス『NINJA SIGN』の提供を通じ、契約業務の効率化を支援している。

 今回のサイトビジットとの提携により、MJSの全国8400カ所の会計事務所のパートナーシップと31カ所におよぶ拠点網を活かし電子契約・契約管理サービス『NINJA SIGN』を提供し、税理士・公認会計士事務所ならびに中堅・中小企業における契約書の作成、保管、管理に関する業務の効率化を支援する。

 ミロク情報サービスの財務・会計システムと『NINJA SIGN』をシステム連携することにより、MJSは会計事務所業界、中堅・中小企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、より高度な業務効率化、生産性向上の実現を目指す。また、サイトビジットは、『NINJA SIGN』の販路を拡大し、電子契約サービスを世の中のインフラとして普及させることが可能になる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る