サンバイオがストップ高、脳梗塞などの新薬候補「SB623」久々に注目集中

■米国で臨床試験の追加解析が統計学的に有意な結果と発表

サンバイオ<4592>(東マ)は9月15日、買い気配のあと1625円(133円高)で始まり、9時20分にかけてストップ高の1792円(300円高)に達した。

 14日の取引終了後、脳梗塞などを対象に開発を進める新薬候補「SB623」について、米国でのフェーズ2b臨床試験の追加解析結果が統計学的に有意な結果を示したことなどを発表し、久々に注目集中となった。

 発表によると、これを受けて開発計画を一部変更し、今期開始予定としていた外傷性脳損傷グローバルフェーズ3試験は来期以降に延期し、脳梗塞プログラムと脳出血プログラムの国内における開発を優先する。外傷性脳損傷の今期中の国内承認申請に向けた準備と並行して進める。経営資源を集中し価値早期最大化を図る。(HC)

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