【株式市場】菅氏の政策関連株など高いが円高再燃し日経平均は一時207円安

株式

◆日経平均は2万3427円30銭(132円00銭安)、TOPIXは1639.80ポイント(11.30ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億7709万株

 9月15日(火)前場の東京株式市場は、円高を受けて日経平均は120円安で始まり、10時にかけて207円95銭安(2万3351円35銭)まで下押す場面があった。中で、菅官房長官の「デジタル庁」構想などを受けエムスリー<2413>(東1)メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)などが高く、地銀再編の思惑で富山銀行<8365>(東1)なども高い。日経平均は前引けにかけて100円近く持ち直した。

ソニー<6758>(東1)は堅調に始まったもののゲーム機の減産観測報道が伝わり9時半過ぎから急落、軟調転換。エムジーホーム<8891>(東2)イトクロ<6049>(東マ)は業績予想などが好感され2日連続ストップ高。サンバイオ<4592>(東マ)は米国での臨床試験の追加解析結果などの発表が注目されストップ高。トーシンHD<9444>(JQS)は四半期決算が材料視されストップ高。 

 東証1部の出来高概算は5億7709万株、売買代金は1兆4974億円。1部上場2174銘柄のうち、値上がり銘柄数は545銘柄、値下がり銘柄数は1531銘柄。

 また、東証33業種別指数は、その他製品1業種の値上がりにとどまり、値下がり率の小さい業種は、その他金融、サービス、銀行、機械、海運、輸送用機器、などとなっている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る