【株式市場】日経平均は後場52円高まで上げ値動き小さいが堅調で反発

株式

◆日経平均は2万3475円53銭(20円64銭高)、TOPIXは1644.35ポイント(3.51ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億6886万株

 9月16日(水)後場の東京株式市場は、政府のデジタル化政策などを受けエムスリー<2413>(東1)が一段ジリ高となり、味の素<2802>(東1)は巣ごもり消費効果に期待とされ一段ジリ高。東京エレクトロン<8035>(東1)もジリ高基調。日経平均は取引開始直後に前場の高値を数十銭だが上回り51円56銭高(2万3506円45銭)まで上げ、大引けも堅調なまま前日比で反発した。日経JASDAQ平均は5日続伸。

 後場は、エムティーアイ<9438>(東1)が医療のデジタル化人気に乗り一段高。丸三証券<8613>(東1)は9月中間配当の大幅増配が好感され一段高。ウインテスト<6721>(東2)は今期業績予想など好感され大引けまで買い気配のままストップ高。ステムリム<4599>(東マ)は新薬候補の臨床試験が材料視され前場ストップ高のまま大引けまで買い気配。ネクスグループ<6634>(JQS)は全製品が米国の対中規制に抵触せずとの過日発表などが材料視され前場ストップ高のまま大引けまで買い気配。

 東証1部の出来高概算は11億6886万株(前引けは5億7689万株)、売買代金は2兆1399億円(同1兆530億円)。1部上場2174銘柄のうち、値上がり銘柄数は1357(前引けは1399)銘柄、値下がり銘柄数は732(同666)銘柄。

 また、東証33業種別指数は9業種(前引けは10業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、情報/通信、食料品、医薬品、小売り、サービス、精密機器、、水産/農林、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る