エイジアは業績予想の増額修正が好感され2006年以来の高値に進む

■新規問合せ数が6月以降はコロナ禍前の1.5倍に拡大

エイジア<2352>(東1)は9月18日、11%高の2450円(241円高)まで上げて株式分割調整後で2006年以来の高値に進んだ。17日の夕方、業績予想の増額修正を発表し、注目集中となった。

 クラウドサービスを中心にアプリケーション事業が好調に推移し、2021年3月期・第2四半期累計(20年4~9月)の連結営業利益は従来予想を50.0%引き上げて1.5億円の見込み(前年同期比では17.1%減)に、親会社株主に帰属する四半期純利益は同じく37.0%引き上げて1.0億円の見込み(同21.9%減)に増額した。6月以降、新規問合せ数はコロナ禍前の約1.5倍の水準にまで増え、現在も継続しているという。

 3月通期の業績予想については、20年8月に開示したDXプラットフォーム構築へ向けた企業買収の寄与度などを精査中のため、修正の必要が生じた際には速やかに開示するとした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る