ケイアイスター不動産がBI、RPAなど活用し半年で2000時間以上の工数を削減

新製品&新技術NOW

■新築戸建て事業の業務を自動化、今後、大幅に生産性向上の見込み

 ケイアイスター不動産<3465>(東1)は9月18日午前、今年2月から7月までの半年間に、BI(Business Intelligence)やRPA(Robotic Process Automation)、AI-OCR(AI Optical Character Reader)技術を活用することで2000時間以上の工数削減に成功したと発表した。今後、大幅な生産性向上、業績向上に寄与する取組として社内でも注目されている。

■RPAで人件費は1/3になり作業効率は3倍に

 新築戸建て産業では、不動産ポータルサイトの普及により、購入者との取引にもスピードが重視されるとともに、工程管理においても一段と工期短縮などの生産性向上が求められている。また、同社の場合は、販売棟数の増加に伴う作業量の増加と共に人手不足が問題視されていた。

■AI-OCRだけでも半年で324時間の短縮効果が

 そこで、同社では、IT成長戦略として【高回転経営:AI、BI、RPAを活用したデータドリブン経営による在庫回転率、生産性向上】を掲げ、19年7月に専門部署を新設。新築戸建て事業におけるデータの収集と問題の可視化、定期提携業務の自動化、などを進めてきた。購入者との取引の多様性、スピード重視の競争環境における優位性の確立、購入者のさらなるニーズに適切に応えられる生産体制の構築、などを目指して運用体制を整えてきた。

 これにより、BIでは、「Tableau Software(タブロー ソフトウェア)」を用いることで、事業計画および用地仕入~建築工期~販売までの在庫回転日数・売上実績などを可視化でき、新築戸建分譲事業の戦略立案・推進を効率的かつ実現性高く実行することが可能となった。

 RPAでは、単票から一覧への転記や一覧から単票への転記など、従来は人が手作業で行わざるを得なかった業務を自動化し、さらに設計部門における確認申請、確認受理、各部署への図面配布から着工可能日など工程管理のデータ化や問題の可視化を実践した。人件費は1/3になり作業効率は3倍になった。

AI-OCRでは、請求書やアンケート等、今まで手作業で行われていたデータ入力が自動でテキストデータに変換されるので、AI-OCRだけでも半年で324時間の短縮が可能となった。(HC)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

最新記事

カテゴリー別記事情報

     

    新着記事

    ピックアップ記事

    1. ■東京2020オリンピック競技大会まであと200日!  東京2020大会のゴールド証券パート…
    2.  2020年1月6日(月)、日本取引所グループ(JPX)は東京証券取引所で新年恒例の「大発会」を…
    3. 株式市場における主要テーマとして注目  ブロックチェーンの技術を活用した新たな金融サービスの…
    2020年10月
    « 9月    
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031  

    アーカイブ

    IRインタビュー 一覧

    テンポイノベーション・原康雄社長 アルコニックスの竹井正人社長 JPホールディングス・古川浩一郎社長に聞く Eストアーの石村賢一社長に聞く アイビーシーの加藤裕之社長に聞く ピクスタの古俣大介社長に聞く メディカル・データ・ビジョンの岩崎博之社長に聞く イワキの岩城慶太郎副社長に聞く ヨコレイの西山敏彦社長に展望を聞く 平山の平山善一社長に近況と展望を聞く アンジェス MGの山田 英社長に聞く CRI・ミドルウェアの押見正雄社長に聞く 京写の児嶋一登社長に聞く

    アーカイブ

    「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
    また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
    ページ上部へ戻る