マルマエの「月次受注残高」(8月)は前年同月比7.3%増加

■うち半導体分野は48%増加、FPD分野は来年半ばまで停滞を予想

マルマエ<6264>(東1)は9月18日の取引終了後、8月の月次動向「月次受注残高の概況」を発表した。半導体分野、FPD分野、その他分野を合わせ、8月末の受注残高は、前年同月比7.3%増の7.91億円となった。

 半導体分野では、受注と検収共に順調であったことから、前年同月比で48.0%増の5.79億円となった。また、FPD分野では、検収が高水準で推移するなか、受注は停滞したことから同39.7%減の2.05億円となった。その他分野に大きな変化はなかった。

 今後の見通しとしては、半導体分野では、市場環境が9月を底に年末へ向けてメモリ向けを中心に回復していく見通しをもっている。FPD分野は来年半ばまで停滞が続くと予想するが、当社としては業界内シェア拡大もあり、比較的堅調に推移する見通しとした。(HC)

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