クラボウが11時から急動意、新型コロナ対策素材に注目集中

■抗菌・抗ウイルス繊維加工技術「クレンゼ」新型コロナ効果確認と発表

 クラボウ<3106>(東1)は9月23日、11時から急動意となり、5%高の2076円(106円高)まで上げて出来高も増加している。

 11時、「独自の抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術『クレンゼ』の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する効果を確認」と発表し、注目集中となった。

 発表によると、「クレンゼ」は、第4級アンモニウム塩系の固定化抗菌成分を繊維表面に強力に固定化する同社独自の抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術。繊維上の特定の細菌の増殖を抑制し、特定のウイルスの数を99%減少させる(家庭洗濯50回後でも同等の効果を確認)という。

 今回の新型コロナウイルスに対する検証は、一般財団法人日本繊維製品品質技術センターにおいて、効果を検証し、その効果が確認されたとした。(HC)

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