MTGは底放れの動き、20年9月期赤字縮小予想で収益改善

株式市場 銘柄

 MTG<7806>(東マ)は健康美容機器のファブレスメーカーである。20年9月期はEC売上が想定以上に伸長し、粗利率改善も寄与して赤字大幅縮小予想である。収益改善を期待したい。株価は底放れの動きとなって水準を切り上げている。戻りを試す展開を期待したい。

■健康美容機器のファブレスメーカー

 健康美容機器のファブレスメーカーである。ブランド開発カンパニーとして事業展開し、美容ローラー「ReFa」、EMS(筋電気刺激)「SIXPAD」、AIモーションマットレス「NEWPEACE」を成長の3本柱と位置付けている。

■20年9月期赤字縮小予想

 20年9月期の連結業績予想(4月7日に下方修正、8月7日に上方修正)は、売上高が19年9月期比5.7%減の340億円、営業利益が10億円の赤字(19年9月期は144億21百万円の赤字)、経常利益が6億円の赤字(同146億98百万円の赤字)、純利益が0百万円(同262億07百万円の赤字)としている。

 第3四半期累計は、売上高が前年同期比10.2%減の248億93百万円、営業利益が9億40百万円の赤字(前年同期は73億13百万円の赤字)だった。四半期ベースで見ると第3四半期に営業黒字化し、累計ベースでも営業赤字が大幅に縮小した。

 新型コロナウイルスの影響で店舗売上が減少したが、自宅トレーニングやホームエステの需要増でEC売上が伸長し、EC比率上昇で粗利率が大幅改善した。売上面では新たに開始した衛生関連事業も寄与した。利益面では販管費抑制も寄与した。なお特別利益にウォーターサーバー事業の譲渡益を計上した。

 第3四半期累計のEC売上が想定以上に伸長しているため、通期予想は売上高、利益とも上方修正した。収益改善を期待したい。

■株価は底放れて戻り試す

 株価は底放れの動きとなった。そして水準を切り上げている。戻りを試す展開を期待したい。9月24日の終値は1524円、時価総額は約606億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■耐衝撃性と高平坦性を備えた次世代AR材料  三井化学<4183>(東証プライム)は12月10日、…
  2. ■TOYOTA GAZOO Racing、4L V8ツインターボ搭載の新型「GR GT」発表  ト…
  3. ■音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」(iPhone・Android対応)  LIN…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■金融政策転換が映す相場の地殻変動、投資視点は次の段階へ  長期にわたり株式市場を押し上げてきた金…
  2. ■為替が握る業績相場の行方、円安継続が選別相場を加速  株式市場が金融環境主導の相場から業績重視の…
  3.  再生可能エネルギーの次を見据えた次世代エネルギー分野では、実用化への距離が縮まりつつある核融合発電…
  4. ■AI圏外で存在感を増すディープ・テック、次世代エネルギー関連株に再評価余地  ハイテク株市場では…
  5. ■米国政治と金融政策が揺さぶる新年相場  新春相場は、1月早々から重要イベントや主要経済指標の発表…
  6. ■干支格言「辰巳天井、午尻下がり」は再現するか  新年あけましておめでとうございます。いよいよ20…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る