【株式市場】日経平均は後場一進一退に転じたが堅調に推移し反発、新上場の2銘柄は好調

株式

◆日経平均は2万3204円62銭(116円80銭高)、TOPIXは1634.23ポイント(7.79ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億7479万株

 9月25日(金)後場の東京株式市場は、TDK<6762>(東1)京セラ<6971>(東1)が値を消して始まり、日経平均は143円高で始まったあと本日最も低い水準になる66円84銭高(2万3154円66銭)まで値を消した。その後はNTTドコモ<9437>(東1)が持ち直し、ヤマトHD<9064>(東1)は自己株消却が好感されて一段ジリ高。日経平均も持ち直し、大引けは前日比で反発となった。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も反発した。

 後場は、SGホールディングス<9143>(東1)が昼に日立物流株式の一部売却にともなう純利益の再増額修正を発表し、一段高となりストップ高。THEグローバル社<3271>(東1)は株価低位のワーケーション関連株とされ次第高。レオクラン<7681>(東2)はオンライン診療の恒久化に期待とされて尻上がり。アクリート<4395>(東マ)は同社のIR情報専用の公式アカウントサービスをNTTドコモユーザーから順次開始が注目されて一段高。ディ・アイ・システム<4421>(JQS)はオンライン口座不正引き出し事件への対応で有利とかで一段高。

 15日は2銘柄が新規上場となり、STIフードホールディングス(STIフードHD)<2932>(東2)は初値2080円(公開価格1900円の9%高)のあと2280円まで上げ、後場は売買交錯となり大引けは2050円。I-ne(アイエヌイー)<4933>(東マ)は初値3250円(公開価格2890円の13%高)のあと3950円まで上げストップ高。後場はこの値に貼りついて高値引け。

 東証1部の出来高概算は12億7479万株(前引けは5億2763万株)、売買代金は2兆3709億円(同9861億円)。1部上場2176銘柄のうち、値上がり銘柄数は1622(前引けは1599)銘柄、値下がり銘柄数は471(同471)銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種(前引けは24業種)が値上がりし、値上がり率上位は、倉庫/運輸、ガラス/土石、輸送用機器、鉱業、電力/ガス、銀行、水産/農林、パルプ/紙、銀行、食料品、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る