旅工房に緊急雇用助成金「216,530千円」、さらに申請中の案件が

■第1四半期は4.5億円の最終赤字

旅工房<6548>(東マ)は9月25日夕方、新型コロナウイルス感染症にかかわる雇用調整助成金と緊急雇用安定助成金として総額216,530千円の支給決定通知書(判定基礎期間2020年3月から6月)を同日付で受領し、2021年3月期第2四半期連結決算に営業外収益として計上する見込みと発表した。

 9月中旬に発表した第1四半期連結決算は、売上高が150百万円、経常利益は548百万円の赤字、純利益は452百万円の赤字だった。「総額216,530千円」で補いきれるレベルではないが、多少の一助にはなるとみられている。

 また、発表では、上記の判定基礎期間以降についても、雇用調整助成金については引き続き申請中であり、適時開示が必要となった場合には速やかに開示するとした。

 25日の株価終値は2%高の1239円(26円高)だった。旅行・観光産業は新型コロナの影響が最も厳しいダメージをもたらした業界のため、株価の回復にも寄与する期待が出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…
  2. ■「売られ過ぎシグナル」を発信の自己株式取得株は浮上余地をアピール  マーケットの現在の投資家心理…
  3. ■銀行株投資の選択肢  多くの銀行株の中から投資対象を選ぶ際には、PBR1倍割れやPER1ケタ台、…
  4. ■銀行と半導体、どちらが市場をリードする?  今週は、週明けから「タカさんチーム」の出番が続きそう…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る