三光合成は第1四半期の大幅増益が好感され一段高

■北米事業の黒字化など奏功し営業利益は前年同期の2.3倍

 三光合成<7888>(東1)は10月13日、一段高で始まり、9時40分にかけて11%高の331円(32円高)まで上げている。12日に発表した第1四半期連結決算(2020年6月~8月)が前年同期比で完全黒字転換し、注目集中となった。

 第1四半期は、車両用内外装部品を軸に、国内と欧州でセグメント収支が増益となり、北米は黒字に転換。連結営業利益は前年同期の2.3倍の2.81億円となり、経常、純利益は前年同期の赤字から黒字に転換した。

 5月通期の連結業績予想は据え置き、営業利益は8.0億円(前期比15.3%増)、純利益は前期の4億円の赤字から2.0億円の黒字に転換、1株利益は6円56銭。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る