大東建託が続伸、業績予想の増額とマンション開発会社の株式取得など注目される

■工事進捗が想定を上回り上期の予想営業利益を29%引き上げ

 大東建託<1878>(東1)は10月21日、続伸基調で始まり、9915円(259円高)まで上げる場面を見せて出直りを続けている。19日の取引終了後に業績予想の増額修正とマンション開発会社への出資を発表。引き続き材料視されている。

 今期は、工事の進捗が想定よりも進んでいる上、新型コロナに伴う営業活動の一部自粛などによる販売管理費の未使用もあり、第2四半期累計期間(2020年4~9月)の連結営業利益の見通しは従来予想を28.8%引き上げて515億円(前年同期比では14.2%減)に見直した。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は同30.4%引き上げて365億円(同14.9%減)に見直した。

 また、同時に、東京23区に特化した資産運用型マンションの開発などを行うインヴァランス社(東京都渋谷区)の議決権割合の97.1%を取得することも発表した。(HC)

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