【株式市場】米国景気への期待が再燃し日経平均は後場一段と強含んで推移し反発

株式

◆日経平均は2万3516円59銭(42円32銭高)、TOPIXは1625.32ポイント(5.53ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億6767万株

 10月23日(金)後場の東京株式市場は、ソニー<6758>(東1)が取引開始後一気に堅調転換し、任天堂<7974>(東1)は下げ幅を縮め、ブリヂストン<5108>(東1)は一段高。米国景気への期待が再燃する様子になった。日経平均も取引開始後に前場の高値を上回り113円63銭高(2万3587円90銭)まで上昇。あと一進一退だが大引けも堅調で反発した。一方、東証マザーズ、日経JASDAQ平均は安い。

 後場は、フオスター電機<6794>(東1)が一段とジリ高になり「iPhone12」好調観測など材料視され、三菱重工<7011>(東1)は国産ジェット旅客機凍結観測を受け一段とジリ高。オルガノ<6368>(東1)は14時の業績予想増額発表から急伸。トレンダーズ<6069>(東マ)はLINEの美容ポータルサイトとの提携などが材料視され連日出直り。セルシード<7776>(JQG)はiPS細胞でミニ肝臓を創製し再生する計画を横浜市立大が臨床研究との日経夕刊報道が材料とされ14時頃から急伸。

 東証1部の出来高概算は9億6767万株(前引けは4億7732万株)、売買代金は1兆9159億円(同9342億円)。1部上場2180銘柄のうち、値上がり銘柄数は1096(前引けは829)銘柄、値下がり銘柄数は989(同1235)銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種(前引けは21業種)が値上がりし、値上がり率上位は、ゴム製品、空運、鉱業、保険、証券/商品先物、海運、陸運、卸売り、銀行、非鉄金属、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■開発者や投資家に加え、警鐘を鳴らす識者やアーティストも選出、多様な視点でAIの未来を問う  米T…
  2. 【効率化の先に広がる新しい働き方のルール】 ■広がり始めた「AI格差」  生成AIの利用が急速に…
  3. ■R35 GT-R最終生産、累計4万8000台が築いた伝説  日産自動車<7201>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  2. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  3. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  4. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  5. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  6. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る