【株式市場】NY株の連日大幅高など好感され日経平均は一時270円高まで上げ「アベ相場」の高値に迫る

株式

◆日経平均は2万4367円35銭(262円07銭高)、TOPIXは1662.46ポイント(12.52ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億7658万株

 11月6日(金)前場の東京株式市場は、米大統領選の混迷にとまどう様子はあったものの、NY株式が4日続けて大幅高のためトヨタ自動車<7203>(東1)などが高く始まり、キッコーマン<2801>(東1)もすぐにプラス転換など、次第に買い優勢となった。日経平均は円高を受けて小幅安で始まったものの、ほどなく次第高となり、11時過ぎに270円16銭高(2万4375円44銭)まで上昇。アベノミクス相場の高値2万4448円07銭(2018年10月)に迫った。

 米国景気への期待などで鉄鋼株、海運株が上げ、売上高の予想を増額し構造改革も表明した日本板硝子<5202>(東1)や営業・経常利益9割増のBEENOS<3328>(東1)が活況高。ドラフト<5070>(東マ)綜研化学<4972>(JQS)は業績予想の増額修正などが好感され一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億7658万株、売買代金は1兆2260億円。1部上場2179銘柄のうち、値上がり銘柄数は1370銘柄、値下がり銘柄数は717銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、鉄鋼、機械、海運、輸送用機器、その他製品、ゴム製品、電力/ガス、その他金融、パルプ/紙、証券/商品先物、などが高い。(HC)

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