アシックスがストップ高、欧州、中華圏など好調で12月通期の業績予想を増額修正

通期の予想営業利益は従来の140億円の赤字を60億円の赤字に

 アシックス<7936>(東1)は11月9日、急伸し、取引開始後にストップ高の1646円(300円高)で売買されたあと買い気配となっている。値上がり率は22.3%で、9時半過ぎは東証1部の上昇率1位。

 6日の取引終了後に第3四半期連結決算と12月通期の連結業績予想の増額修正を発表。連結営業利益は第3四半期累計期間(2020年1~9月)に前年同期比74.1%減の32.79億円となり、大幅減だが黒字を継続。特に欧州、中華圏を中心に主にパフォーマンスランニングが好調に推移した。

 12月通期の予想連結営業利益は、8月時点の140億円の赤字から60億円の赤字へと見直した。通期の親会社株主に帰属する純利益の予想も従来の220億円の赤字を170億円の赤字に見直した。(HC)

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