【株式市場】新型コロナ薬の米当局認可など好感され日経平均は433円高の前場高値引け

◆日経平均は2万5338円52銭(432円93銭高)、TOPIXは1723.65ポイント(22.85ポイント高)、出来高概算(東証1部)は高水準を保ち8億1051万株

11月11日(水)前場の東京株式市場は、物色人気を交代させがら日経平均は一段高となった。取引開始後は米イーライ・リリーの新型コロナ薬を米当局が緊急使用許可と伝えられ、JR東日本<9020>(東1)日本航空<9201>(東1)三井不動産<8801>(東1)などが続伸し全体をリード。日経平均は240円高で始まり11時前まで250円高前後で推移。その後は東京エレクトロン<8035>(東1)などが上げ、前引けにかけ日経平均などが一段高となった。

カシオ計算機<6952>(東1)DeNA<2432>(東1)が四半期好決算や業績予想の増額など好感されて活況高。ジオスター<5282>(東2)2ケタ減益だったが想定超とされて出直り拡大。T&S<4055>(東マ)は株式分割発表が好感されて一時ストップ高。不二硝子<5212>(JQS)はワクチン容器が材料視されストップ高。

東証1部の出来高概算は高水準を保ち8億1051万株、売買代金は1兆6320億円。1部上場2176銘柄のうち、値上がり銘柄数は1478銘柄、値下がり銘柄数は605銘柄。

また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、鉱業、不動産、保険、電力/ガス、ガラス/土石、銀行、石油/石炭、海運、非鉄金属、医薬品、機械、などが高い。(HC)

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