【銘柄フラッシュ】Hameeなど急伸し新日鐵住金やマンダムも高い

銘柄

 26日は、上海総合株価指数が2008年1月以来7年4カ月ぶりの4900ポイント台に乗ったと伝えられたため、アジア経済の活性化などに期待が再燃して伊藤忠商事<8001>(東1)が2.6%高となり高値を更新し、新日鐵住金<5401>(東1)も3.5%高と高値を更新。マンダム<4917>(東1)は5.0%高となり高値を更新。大手商社株や鉄鋼株のほか紙パルプ株、ゴム製品株、機械株などが強含んだ。

 宝印刷<7921>(東1)は旧・村上ファンドの人脈の国内系ファンド、ストラテジックキャピタルによる株式保有が伝えられて13.6%高となり大きく高値を更新し、東証1部の値上がり率トップ。ディップ<2379>(東1)は逆日歩が発生して買い戻されやすい中で地方の求人動向の好転などが材料視され7.4%高と高値を更新。トリドール<3397>(東1)は米国西海岸などで人気のファストカジュアル・レストラン事業の買収などが好感されて後場急動意となり2.1%高。東邦チタニウム<5727>(東1)は親会社のJXホールディングス<5020>(東1)が資源価格の回復などで野村証券が目標株価を490円から680円に見直したと伝えられて2.8%高だが高値を更新したため連想が働き9.0%高。

 ハウスドゥ<3457>(東マ)は6月末の株式分割を材料に続伸となり11.7%高と高値を更新し、Hamee<3134>(東マ)はeBay(イーベイ)対応のアプリ発表などが材料視されて一時ストップ高の21.6%高。インテリジェントウェイブ<4847>(JQS)はカード決済システムで先行し大手銀などが訪日外国人観光客の増加に対応してATMを海外のカードも使える方式に順次切り替えると伝えられ18.4%高と高値を更新。ユニバーサルエンターテインメント<6425>(JQS)はフィリピン子会社を売却との通信社報道が材料視され7.5%高の高値更新となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る