シキボウが急伸、抗ウイルス加工「フルテクト」の織物に新型コロナ抗ウイルス効果

■4月のNPO法人試験に続き繊維技術センター試験でも確認と発表

シキボウ<3109>(東1)は11月20日、急伸し、一時18%高の1190円(182円高)まで上げて4月24日以来の1100円台に進んで出来高も急増している。

 19日の取引終了後、同社開発の抗ウイルス加工「フルテクト」を施した機能素材が、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する抗ウイルス効果がある旨の試験結果を得たと発表。注目集中となった。

 4月にNPO法人・バイオメディカルサイエンス研究会による試験で抗ウイルス効果を確認(4月に発表済み)したのに続き、今回は一般財団法人・日本繊維製品品質技術センターによる試験でも確認。「フルテクト」加工を施したレーヨン100%不織布、綿100%織物(洗濯前、洗濯10回後)について、各対象布におけるウイルス減少率が99.9%以上という結果が得られた、とした。(HC)

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