日本金属は欧州の「コバルト規制」に適合する注射針用ステンレス鋼が注目されストップ高

材料でみる株価

■他社材からの切替もあるようで引合い打診増加と発表し注目集中

日本金属<5491>(東1)は11月20日、2日続けて大幅高となり、9時30分にかけてストップ高の884円(150円高)をつけて1月27日以来の880円台に進んだ。

 18日付で、2021年5⽉に施⾏される欧州医療機器規則(Medical Device Regulation、MDR)の「コバルト規制」(Co規制)に対応する注射針向ステンレス鋼「NK-304NKM」を、20年11⽉30日(予定)に出荷開始することなどを発表。連日材料視されている。

 発表によると、「5⽉のCo規制対象は、当社お客様御使⽤量全体の約13%に当たり、既に、その内の約6%に相当する物量の打診が⼊っている」などとし、競合先の海外メーカーが今回の規制に対応出来ないケースなどにより他社材からの切替も要因との見方を示した。

 NK-304NKMは、いわゆる「痛くない針」の素材として世界中で使⽤され、注射針販売シェアは国内約52%、海外約58%、注射針市場で品質優位性が広く認められているとした。(HC)

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