【株式市場】新型コロナ拡大を受け日経平均は弱もみ合いを続け一時192円安一時192円安

株式

◆日経平均は2万5466円69銭(167円65銭安)、TOPIXは1722.12ポイント(9.16ポイント安)、出来高概算(東証1部)は4億9560万株

 11月20日(金)前場の東京株式市場は、国内の新型コロナ感染者数が連日最多を更新したことなどを受け、日経平均は147円安で始まった後も一進一退の弱もみ合いを続けた。中で、日本製鉄<5401>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)は堅調に推移し、任天堂<7974>(東1)もしっかり。日経平均は11時20分頃の191円74銭安(2万5442円60銭)を下値に前引けとなった。

日本金属<5491>(東1)が欧州の「コバルト規制」に適合する注射針用ステンレス鋼が注目されストップ高。ジーンズメイト<7448>(東1)は「鬼滅の刃」関連商品が好調とされ急伸。省電舎HD<1711>(東2)は政府の温暖化ガス排出ゼロ目標などが材料視され連日活況高。そーせいG<4565>(東マ)は新型コロナに強力な抗ウイルス活性を持つ低分子を特定との発表が注目され急伸。タカギセイコー<4242>(JQS)は「針なし注射器」がワクチン注射に用いられる期待などで急伸。

 東証1部の出来高概算は4億9560万株、売買代金は細り9910億円。1部上場2177銘柄のうち、値上がり銘柄数は984銘柄、値下がり銘柄数は1059銘柄。

 また、東証33業種別指数は10業種が値上がりし、鉄鋼、情報/通信、金属製品、ゴム製品、水産/農林、その他製品、輸送用機器、などが高い。(HC)

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