リードは「車の外装部品費3割減」と伝えられたことなど注目されストップ高

■第2四半期決算は予想を大きく上振れて着地

 リード<6982>(東2)は11月20日、急伸し、10時30分前からストップ高の429円(80円高)で売買されながら買い気配を続けている。同日付の日刊工業新聞が「アニール処理不要の技術確立、車の外装部品費3割減」と伝え、注目集中となった。

 アニール処理は、熱処理によって将来の変形の原因になる残留応力、残留ひずみを取り除く処理で、この工程を経ずに製造することが可能になったようだ。

 第2四半期決算は各利益とも赤字だったが、第2四半期会計期間に入り徐々に生産活動が回復してきたことなどにより、各利益とも従前の業績予想に比べ赤字が大きく改善した。(HC)

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