ANAホールディングスは日中ビジネス往来の再開など好感され急反発

■公募増資観測による下げを一気に回復し需給のマイナス要因を消化

ANAホールディングス<9202>(東1)は11月25日、反発し、取引開始後は2586.0円(103.0円高)まで上げ、昨24日の一時107.5円安を一気に奪回している。日中外相会談を受け、「ビジネス往来、月内再開、日中外相合意」(日本経済新聞11月25日付朝刊)と伝えられ、旅客需要の回復期待が高まった。日本航空<9201>(東1)も高い。

 昨24日は、「公募増資を来週にも決議へ、2000億円規模を想定」(ロイター通信11月21日)と伝えられ、一時大きく下げた。ただ、この下げを一気に回復したため、増資による株式需給の緩和というマイナス要因はテクニカル的にも消化されたとの見方が出ている。(HC)

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