【株式市場】日経平均は後場の中頃から一段と上げ一時263円高となり29年ぶりの高値圏を大幅続伸

株式

◆日経平均は2万6537円31銭(240円45銭高)、TOPIXは1778.25ポイント(10.58ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億6400万株

 11月26日(木)後場の東京株式市場は、引き続き半導体関連株がジリ高を続けたほか、TDK<6762>(東1)太陽誘電<6976>(東1)も次第高。日経平均は、自動車株の軟調などでまえ引けを下回る120円高で始まったが、13時半過ぎから上値を追い263円17銭高(2万6560円03銭)まで上げ、29年ぶりの水準で大幅続伸となった。

■新規上場のジオコードは買い気配のまま初値つかず

 後場は、任天堂<7974>(東1)も上げ幅を拡大し、新ゲーム増産の観測などで活況高。Abalance<3856>(東2)は脱炭素社会関連株とされ第1四半期の大幅増益や10月以降の値動きも材料視され一段高。イード<6038>(東マ)は「バーチャルキー」が24時間レンタカーサービスに採用との発表を受け買い気配のままストップ高。

 今日新規上場のジオコード<7357>(JQS)は前後場とも買い気配のまま売買が成立せず、大引けは気配値のまま上がる場合の本日上限の2875円(公開価格1250円の2.3倍)で買い気配。

 東証1部の出来高概算は11億6400万株(前引けは5億7881万株)、売買代金は2兆4792億円(同1兆2281億円)。1部上場2178銘柄のうち、値上がり銘柄数は1299(前引けは1276)銘柄、値下がり銘柄数は791(同810)銘柄。

 また、東証33業種別指数は20業種(前引けも20業種)が値上がりし、値上がり率上位は、その他製品、情報/通信、精密機器、電気機器、鉱業、サービス、医薬品、小売り、その他金融、化学、金属製品、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  2. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  3. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  4. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  5. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  6. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る