デンソーが2年ぶりの高値、証券会社による投資評価アップ相次ぎ海外資金流入の見方

■新発売車の電動化に向け自部品業界の再編も念頭に注目される

デンソー<6902>(東1)は12月4日、一段高となり、10時にかけて5668円(348円高)まで上げて2018年10月以来の5500円台に進んだ。

 証券会社による投資評価アップが相次ぎ、11月最終週からは三菱東京UFJモルガン・スタンレー証券、UB証券、ゴールドマン・サックス証券などが高評価。海外投資家からの買いが活発との見方が出ている。

 また、経済産業省が2030年代半ばに新発売車をすべてEV(電気自動車)とする目標を打ち出したことを受け、自動車部品業界の再編への動きが意識されており、最大手の同社に対する注目度が強まるとの見方もあるようだ。(HC)

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