神栄が後場ストップ高、薬品保管・輸送時の温湿度管理システムに注目集まる

■新型コロナワクチン冷凍庫を市区町村に1台以上と伝わり連想買い

 神栄<3004>(東1)は12月11日の後場、急伸商状となり、ストップ高の744円(100円高)で売買された後そのまま買い気配となっている。

 10月に、「子会社の神栄テクノロジーが医薬品や食品など保管・輸送時の温湿度管理へ対応する温度ロガー、温湿度ロガーを2021年1月より販売」と発表。

 新型コロナワクチン接種の実施体制について、「国は氷点下75度を保てる冷凍庫を3000台、氷点下20度を保てる冷凍庫7500台を確保する方針で、国は市区町村に1台以上を、人口規模に応じて公平に配分するとしている」(読売新聞オンライン12月10日10:22配信)。などと伝えられたため連想買いが集まったとの見方が出ている。ツインバード工業<6897>(東2)も後場一段と上げ22%高の2016円(363円高)前後となっている。(HC)

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