フリービットは業績予想の増額など好感され大きく出直って始まる

■通期の予想営業利益は従来予想を26%引き上げる

 フリービット<3843>(東1)は12月14日、買い気配で始まり、取引開始後は12%高の1072円(113円高)まで上げて大きく出直っている。

 前週末取引日の11日の取引終了後、第2四半期の連結決算(2020年5~10月、累計)と今4月期の連結業績予想の増額修正を発表し、好感買いが殺到した。

 第2四半期累計の連結売上高は前年同期比3.8%増加して218.17億円となり、営業利益は同2.0倍の19.89億円となった。新型コロナ拡大にともない、テレワーク関連需要が継続し、同社グループの通信インフラサービスの需要が増加した。

 今期、2021年4月期の連結業績予想は、アフィリエイト広告を中心とするアドテク事業に不透明感があるとして、売上高は従来予想を3.7%引き下げたが、営業利益は従来予想を26.3%引き上げて24.0億円の見込みとし、親会社株主に帰属する当期純利益は従来の2億円の赤字予想を7.5億円の黒字に見直した。(HC)

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